法改正など 自動車登録関連

車庫証明シールが2024年4月より廃止となります

 車庫証明シール(保管場所標章)が廃止に 
メリットは? 今までのシールは剥がしても良い?

車庫証明シールに関する法改正

 2024年5月17日、車庫法改正が可決し廃止が決まっていました。施行日は2025年5月までとされており具体的な施行日は決まっていなかったのですが、このたび新年度の令和7年4月より施行となりした。ただし、今まで通り車庫証明(自動車保管場所証明)の申請は引き続き必要ですのでご注意下さい。
 車庫証明シールを廃止する理由や廃止で期待される効果についてまとめました。

保管場所標章(車庫証明シール)とは、車庫証明を発行したときに交付された自動車であることを示すシールです。政府は、自動車の保管場所の確保等に関する法律(車庫法)の改正により、車庫証明シールの廃止期日を2025年4月1日とすることを閣議で決めました。この車庫証明シールは自家用車の増加し違法駐車が社会問題となっていた1990年より始まりましたが長い歴史に幕を閉じます。

シール廃止によるメリット

手数料が不要に

 ユーザーや自動車屋さんのメリットとしては保管場所標章発行手数料 500~610円 は不要となります。多少でも自動車取得にかかる費用が抑えられるのは助かりますね。

手続きも簡略化されます

 標章申請書とその控えも不要となるため、4枚綴りだった申請書は今後2枚のみになると思われます。我々申請をする行政書士にとっても受付処理をする警察にとっても手間が多少少なくなり省力化となります。

 またOSSでの申請する場合、管轄の警察署へ受取りに行く、またはレターパックで郵送してもらうことが必要だったのですがこちらも不要となり手続きが簡単になりそうです。

 既存の自動車のシールは剥がしても良いのか?

 これまでシールを貼付することは法律「自動車の保管場所の確保等に関す法律第六条の2」で義務づけられていましたが罰則がないため、外観を気にする所有者がシールを貼っていないこともありました。

 施行日以降に既存の車庫証明シールは剥がしてもいいのでしょうか? 施行日以降ならシールを剥がしても問題ないです。ただし施行日以前に剥がしてしまうと違法となりますので施行日まで我慢しましょう。いままで剥がしたかった方には朗報ですね。

印鑑証明(実印)を旧姓で作れる?結婚・離婚した場合など。マイナンバーカードは?

2025/1/13  

印鑑証明は旧姓でも作れるようになった   以前は住民票及びマイナンバーカードには現在の姓のみが記載可能でしたが2019年11月より旧姓も併記することができるようになりました。これに伴い、住民票に旧姓が ...

車庫証明に印鑑証明は必要?

2025/1/5  

車庫証明申請には不要、ただし自動車登録には必要です。   車庫証明(保管場所証明)申請時に印鑑証明書がいるかと聞かれることがたまにあるため、このことについて説明します。結論からいうと、車庫証明には不要 ...

印鑑証明の有効期限は?

2024/12/23  

印鑑証明の役割 印鑑の真正性と本人の意思の証明 印鑑証明とは何か?を形式的に説明すると以下の様になります。 印鑑証明は、印鑑の所有者が市区町村に登録した印鑑に関して、役所がその印鑑が登録されたものであ ...

-法改正など, 自動車登録関連

error: Content is protected !!