印鑑証明 行政手続き

印鑑証明の有効期限は?

印鑑証明の役割

印鑑の真正性と本人の意思の証明

印鑑証明とは何か?を形式的に説明すると以下の様になります。

印鑑証明は、印鑑の所有者が市区町村に登録した印鑑に関して、役所がその印鑑が登録されたものであると証明する文書。

といってもピンときませんね・・・簡潔にわかりやすく解説すると以下の役割を持っています。

  1. 印鑑の真正性
  2. 本人確認と本人の意思の確認

重要な取引や手続きにおいて、印鑑を押印し印鑑証明を添付することでこれらを証明することとなります。

有効期限はあるのか

実は有効期限の記載はない

 印鑑証明書に「発行日」の記載はありますが、有効期限の記載はありません。実は印鑑証明書そのものに有効期限というものは設定されていないのです。しかしながら現実問題として印鑑証明を必要とする各手続きにおいて、たいていの場合、発行日から○○日(月)以内のものを提出することと定めがあるため実質的にこれが有効期限となっているのです。

各手続きにおける有効期限

 印鑑証明を必要とする代表的な手続きとして自動車売買、不動産登記、会社登記、相続関係(遺産分割協議書)などがあります。これらの手続きの有効期限は発行日から3ヶ月以内となっています。

 そのほかの手続きにおいても発行日から3ヶ月以内ということが多いです。

 ただし期限ギリギリのものを提出すると受付窓口によっては理由を聞かれたりする場合もあります。なるべく余裕をもって手続きするようにしましょう。

印鑑証明の取得

コンビニで発行する<オススメ>

 従来通り役所に出向いて取得する方法もありますが、平日昼間に役所に出向く必要があり不便です。
 最近はほとんどの自治体でコンビニ<セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート>の端末で交付ができ非常に便利ですのでオススメです。ただしマイナンバーカードが必要です。また深夜帯は基本的に対応していません。対応可能時間はほとんどの自治体にて早朝6:30から23時までとなっています。

メリット

時間帯を気にせず交付できる <基本 6:30-23:00 >
交付手数料が少しだけ安い

⚠️コンビニ交付にはマイナンバーカードが必要です。

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